新幹線のリクライニングシートは、
長時間の移動をより快適にしてくれる
心強い味方ですよね。
自由に倒せればいいんですけど
なかなかそうはいかない場合もあります。
後ろの人への気遣いや
リクライニングのタイミングは
知っておいて損はありません。
今回は、新幹線のリクライニングについて
スムーズなやり方やタイミングを
詳しくご紹介しますね。
例えば、リクライニングする時には
できれば腰を浮かして手で倒す方が
失敗しなくておすすめなんです。
他にも、後ろの人にはどう声をかけるか、
どのタイミングで倒すか等
解説しています。
ぜひ、新幹線での移動に役立ててくださいね。
新幹線のリクライニングの基本的なやり方
リクライニングを使う前には、
基本的なマナーを押さえておくことが
一番大切なんです。
よく言われるマナーに、
「後ろの席のお客さんに一声かけること」
が挙げられますよね。
見知らぬ人に声をかけにくい気持ちも
よくわかります。
「迷惑そうにされるんじゃないか」
「怖そうなオジサンだなぁ…」
「文句を言われたらどうしよう」
そんな恐怖があるかもしれません。
でも、だからといって無言で倒すのは
余計なトラブルの元なんです。
お互いに気持ちよく
新幹線を利用できるようにするには
どういった点に気を付けるべきか、
順に見ていきましょう。
新幹線のリクライニング【後ろの人への声掛けのやり方】
リクライニングを使う時は、
周りへの配慮が何より大切なんです。
まずは後ろの席の方に
「すいません、席を少し倒しますね」
と必ず声をかけましょう。
見知らぬ相手に声をかけるのは
少し勇気がいるかも知れません。
ですが、その一言があるのとないのとでは
倒される側が受ける印象は全然違います。
また、相手が食事中や
作業中の可能性もあるので、
確認することで安心して倒せます。
ちなみに、「席を倒していいですか?」と
許可を求める聞き方はおすすめしません。
中には、許可を求めるということは
「イヤだ」と言ったら倒さないんだと
解釈する人もいるからです。
あくまで倒すことを前提に、
「倒すので気を付けてくださいね」
というニュアンスでよいでしょう。
相手への配慮はもちろん必要です。
でも、リクライニング機能があるのですから
本来倒してもいいはずなんです。
だから、許可を求めるというよりも
予告するニュアンスで十分です。
できればニッコリ穏やかに声を掛けるか、
少し申し訳無さそうに言えば
トラブルにはなりにくいですよ。
新幹線のリクライニング【トラブルにならないやり方】
リクライニングは
ゆっくりと丁寧に倒すのがポイントです。
急に倒すと後ろの方が驚いて
飲み物をこぼしてしまうかもしれませんし、
あまりいい気はしません。
そして、最大限まで倒すのは避けて
程よい角度で調整するのがマナーです。
たまに最大まで倒す人もいますが
やはり後ろの席は窮屈になります。
自分の席だからと好き勝手にするのではなく、
公共の乗り物だからこそ
お互いへの思いやりが必要なんですね。
また、食事の時間は一度角度を戻すなど
配慮をしましょう。
長時間の移動中も
時々シートを戻してあげると親切です。
間違った使い方をすると、
思わぬトラブルになってしまいます。
周りの状況をよく見て、
ベストなタイミングで
リクライニングしましょう。
こうしたマナーを守ることは
お互い気持ちよく過ごすための知恵なんです。
新幹線でリクライニングを使う時の注意点
新幹線でリクライニングを使う時は、
周りへの配慮が必ず必要です。
ただ、座席によっては
自由にリクライニングできる席があるのは
ご存知でしょうか?
後ろの人に声をかけづらいと思う人には
おすすめの席なんですよ。
また、リクライニングをするタイミングや
方法にもちょっとしたコツがあります。
順に見ていきましょう。
新幹線で自由にリクライニングしたいなら最後部を選ぶ
新幹線の一番後ろの席には、
たくさんのメリットがあるんですよ。
中でも、リクライニングを
思う存分使えるのが最大の魅力で、
後ろを気にせずに
自分の好きな角度に調整できます。
やっぱり後ろの人には
気を遣いますからね…。
寝る時も、仕事や読書をする時も
姿勢を自由に調整できて疲れにくいですしね。
倒すタイミングも気を遣いません。
私も長時間の移動になるときや、
新幹線で眠りたいと思っているときには
できるだけ一番後ろの席を予約します。
後ろの人に声をかけにくいと思う人や
好きなタイミングでリクライニングしたい人は
おすすめの席ですよ。
新幹線でリクライニングを倒すベストタイミング
新幹線でリクライニングを倒すとき
後ろの人がいるとどうしても気を遣います。
一声かけることに勇気がいることも。
リクライニングを一番しやすいタイミングは
「後ろの席が空いている瞬間」。
乗車直後や停車駅での
乗り降りの時がチャンスですよ。
後ろに人がいない間なら
最大まで倒しても問題ありませんが、
人が乗ってきた場合には
角度を調整する配慮が必要です。
「こちらも配慮していますよ」
という姿勢を見せることで、
後から乗ってきた人も
寛容になってくれるはずです。
では、後ろの人が席を立った時に
リクライニングするのはどうでしょうか?
こっそりリクライニングした経験が
ある人もいるかもしれません。
少しぐらいなら大丈夫でしょうけど、
後ろの人からすれば
「あっ…」と思われる可能性もあります。
逆の立場になったら、と考えれば
あまりいい気はしませんよね?
できれば、一声かけるのが
大人のマナーだと思います。
新幹線のリクライニングを静かに倒すコツ
静かにリクライニングを倒すには
いくつかのコツがあるんですよ。
まず背もたれのレバーの位置を確認。
レバーをつかんだら
ゆっくりと力を入れていくのがポイント。
座った状態で背中に力を入れると
思った以上に力が入って
急に倒れてしまう可能性もあります。
できれば一度腰を上げて
手で押した方が調整しやすいですよ。
急な動きは後ろの人も驚きますし
迷惑がかかることもあります。
車両や座席によっては固い場合や
逆に思った以上に軽く倒れる場合もあるので
慎重にリクライニングしましょうね。
まとめ:新幹線のリクライニングのやり方をマスターしよう
新幹線のリクライニングのやり方について
解説してきました。
新幹線のリクライニングは、
快適な旅を実現してくれる便利な機能です。
長時間の移動でリクライニングできないのは
体にかなり負担がかかりますし、
気持ちも落ち着かないでしょう。
しかし、後ろに人がいる場合などには
自分の都合だけで倒せないのが辛いところ。
後ろの人に声をかけるのが
苦手に感じる人もいるとは思いますが、
大人のマナーとして省くべきではありません。
公共交通機関である以上、
お互いに配慮する気持ちは必要です。
声をかける時は勇気がいりますが、
結局は声掛けをした方が
気持ちよく過ごせるはずですよ。
あなたの新幹線の旅が
少しでも快適になりますように!