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上履きの刺繍のやり方と基本ステッチ!初心者向けバックステッチ・サテンステッチ・チェーンステッチのコツ

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上履きの刺繍のやり方

上履きに刺繍を施すのは
ちょっと難しそうに感じるかもしれません。

でも、刺繍のやり方をマスターすれば
上履きが一気にオリジナルなデザインに大変身。

刺繍の基本は、以下の手順を抑えるだけ。

  1. 刺繍糸と針、刺繍枠など
    必要な道具を揃える
  2. 刺繍したい図案を決め
    上履きに転写する
  3. バックステッチ、サテンステッチ、
    チェーンステッチなどの
    基本ステッチを使って刺繍する
  4. 糸の始末を丁寧に行い
    アイロンで仕上げる

後は、洗濯の際に刺繍部分を傷めないよう
優しく手洗いすることを心がけましょう。

世界でたった一つの上履きを
あなたの手で作ってみませんか?

きっと刺繍の楽しさに
すっかりハマってしまうはずですよ。

目次

上履きに刺繍を入れよう!基本の作り方

上履きに刺繍を入れるって
ちょっとむずかしそうですよね。

でも、やり方を知ればそんなことないんです。

基本的な手順を抑えれば
初心者でも素敵な刺繍が楽しめるんですよ。

まずは刺繍糸と刺繍針を用意しましょう。

次に刺繍枠に上履きをセットします。

刺繍枠を使うことで
布地がシワになりにくいんです。

それから、刺繍したい図案を用意しましょう。

図案は上履きに直接描いても良いですし
チャコペーパーを使って写すこともできます。

さあ、準備が整ったら
基本の刺繍ステッチに挑戦してみましょう!

まずは刺繍したい図案を決めちゃおう

上履きに刺繍する図案って
何がいいか迷っちゃいますよね。

でも、自分らしさを表現できるのが刺繍の魅力。

好きなキャラクターや動物、
イニシャルなんかもおすすめです。

私の場合は、シンプルな花の図案を選びました。

上履きに季節を感じられる
デザインにしたかったんです。

図案を決めたら、まずは紙に下書きします。

鉛筆で薄く描くのがコツ。

ここでポイントなのが、
針の太さに合わせて線を描くこと。

細すぎる線だと刺繍しづらいので
ちょっと太めを意識するといいですよ。

図案は上履きにどうやって写すの?

紙に描いた図案を
上履きに写すのってどうするんでしょう。

実は、トレーシングペーパーを
使うと簡単なんです。

トレーシングペーパーって
半透明の薄い紙のことで
図案を写すのにぴったり。

まず、図案をトレーシングペーパーの
上に置きます。

そして、図案の線をなぞるように
トレーシングペーパーに写していきます。

次に、トレーシングペーパーを
上履きの上に置きます。

ここで大切なのが、
ペーパーをしっかり固定すること。

マスキングテープなどを使うと便利ですよ。

あとは、チャコペーパーを挟んで
ペンで図案を写していくだけ。

力を入れすぎると布に穴が開いちゃうので
優しく写すのがコツです。

ちなみに、チャコペーパーを使わずに
図案をそのまま布に写す方法もあります。

窓ガラスに図案をテープで貼り付けて、
上履きを重ねて光に透かすんです。

薄く透けた線をなぞるだけで
簡単に図案が写せますよ。

初心者でも簡単!基本の刺繍ステッチ

上履きに刺繍するための
基本のステッチを覚えていきましょう。

まずは、針に糸を通すところから。

刺繍糸の端を指で押さえながら
ゆっくりと針穴に糸を通していきます。

慣れないうちは難しいかもしれませんが
コツをつかめばすぐに
できるようになりますよ。

針に糸を通せたら結び目を作ります。

これで、刺繍の準備は完了。

基本のステッチには
「バックステッチ」
「サテンステッチ」
「チェーンステッチ」
などがあります。

図案に合わせて使い分けると
より素敵な刺繍に仕上がりますよ。

上履きに刺繍を施すのは
針と糸だけでできるんです。

ちょっと難しそうと思うかもしれませんが
基本のステッチをマスターすれば大丈夫。

それでは、ステッチのやり方を
ひとつずつ見ていきましょう。

バックステッチでラインを描こう

バックステッチは刺繍の基本中の基本。

先に進んだ位置から
一つ前の針穴に戻るように刺していく方法です。

まるで一つ前に戻るようなので
“バック”ステッチと呼ばれているんですよ。

上履きに図案を写したら
まずはバックステッチで
線を描いていきましょう。

布の裏側から針を出し、
少し先の位置に針を刺します。

そこからまた針を戻し、
また前に進めて刺す、という動作の繰り返し。

この時、針と針の間隔は
糸の太さの半分くらいに
揃えるのが綺麗に仕上がるコツ。

私も最初は針の間隔が不揃いで
ガタガタの線になっちゃいました…。

でもこのバックステッチ、
少し練習すればすぐに上達しますよ。

細いラインも太いラインも
自在に表現できる万能なステッチなので
ぜひ覚えておいてくださいね。

上履きのつま先やかかと部分の線を描くのに
とっても重宝しますよ。

サテンステッチで面を埋めよう

サテンステッチは、
面を埋めるのに便利なステッチ。

まるでサテン生地のようにツヤのある
美しい面が作れるんです。

まず布に下糸を通し、
表に針を出して固定します。

そこから斜め上に針を進め、
また布の裏に針を通します。

これを繰り返すことで
徐々に面が埋まっていくんです。

サテンステッチを刺す時は
針と針の間隔をしっかりと
揃えるのがポイント。

間隔が不揃いだと、
ツヤ感が損なわれてしまいます。

また、糸を引っ張りすぎないことも大切。

強く引っ張ってしまうと
布がひきつれて綺麗に仕上がりません。

かといって、ゆるゆるでは面が凸凹に…。

程よいテンションを
保つことを意識してくださいね。

サテンステッチは
葉っぱや花びらを表現するのに
とっても便利な刺繍方法。

ちょっと練習が必要ですが、
コツをつかめばあっという間に
キレイな面が作れますよ。

チェーンステッチで装飾しよう

チェーンステッチは、まるでチェーンのような
連なった刺繍が特徴的。

ラインを描くのにも使えますが
ちょっとしたアクセントを
加えるのにもぴったりなんです。

まず、布の裏から表に針を出します。

糸を輪っかのように作り
その輪に針を通して布に刺していきます。

針を布から引き抜く時に
輪の中に針先を通すのを忘れずに。

これを繰り返していくことで
連なったチェーンの模様が完成します。

チェーンステッチを綺麗に仕上げるコツは
輪の大きさを揃えること。

針と糸の扱いに少し慣れが
必要かもしれませんが
練習すればできるようになりますよ。

葉脈を表現したり
茎を装飾したりするのに
おすすめのステッチです。

上履きのワンポイントにも使えるので
ぜひ覚えておいて損はないですよ。

刺繍に必要な材料と道具を揃えよう

上履きに刺繍するには
刺繍糸や刺繍針など
ある程度の材料と道具が必要になります。

まずは刺繍糸の選び方から。

刺繍糸は、色や太さがたくさんあるので
迷っちゃうかもしれません。

でも、上履きの素材に合わせて
適度な太さの糸を選ぶのが基本。

あまり細すぎる糸だと
切れやすくなるので注意が必要です。

次に刺繍針ですが
これも糸の太さに合わせて選びましょう。

針の太さは号数で表されていて
号数が大きいほど針の穴は小さくなります。

初心者の方は、穴の大きめの針から
始めるのがおすすめ。

慣れてきたら徐々に細い針に
挑戦してみてくださいね。

他にも、布を固定するための刺繍枠や
図案を写すためのチャコペーパーなども
必要になります。

ひと通り揃えておくと
刺繍作業がスムーズに進められますよ。

刺繍糸と針の選び方

刺繍糸って、
種類がたくさんあって迷っちゃいますよね。

でも、大きく分けると
「コットン糸」と「ウール糸」の2種類。

コットン糸は扱いやすく初心者向け。

ウール糸は高級感があって
耐久性に優れているんです。

上履きへの刺繍は、
摩擦に強いコットン糸がおすすめ。

ただし、あまりにも
細すぎる糸は避けた方が無難。

切れやすかったり絡まったりして
刺繍作業が大変になっちゃうんです。

6本撚りくらいの太さだと
扱いやすくて丈夫ですよ。

刺繍針は、使う刺繍糸の
太さに合わせて選ぶのが基本。

一般的には4号から7号くらいを使います。

最初は針穴の大きめのものを選ぶと
糸通しがラクチンでおすすめ。

コツをつかめば、より細い針で
繊細な表現を楽しめるようになりますよ。

便利な刺繍枠の使い方

刺繍枠って、
初めて使うと ちょっと
戸惑うアイテムかもしれません。

でも、布をピンと張ることで
キレイに刺繍ができるんですよ。

まず外枠を内枠にはめ込んで
ネジで固定します。

次に布をセットするのですが、
布の中心に図案が来るように
位置を調整してくださいね。

布と枠の間に余裕を持たせながら
びんびんに張るのがポイント。

ゆるゆるだと針が布に刺しにくいんです。

布をセットしたら
ネジをしっかりと締めて固定します。

これであとは刺繍するだけ。

もしも途中で布のテンションが緩んできたら
ネジを締め直すのを忘れずに。

ちなみに100

円ショップなどで売っている
簡易的な刺繍枠でも十分使えますよ。

本格的に刺繍を楽しみたい方は
専門店で良い刺繍枠を購入するのがおすすめです。

キレイに刺繍するためのコツ

上履きの刺繍のやり方

せっかく刺繍するなら
キレイに仕上げたいですよね。

そのためには、ちょっとした
コツを押さえることが大切。

まずは糸の始末の仕方。

刺繍を始める前に糸を
布の裏で止めるんですが、
しっかりと結ばないと
すぐにほつれちゃうんです。

私は最初のうち、
何度も糸が抜けて悔しい思いをしました…。

あとは、糸と針の扱い方にも
気をつけましょう。

針は一度に大きく布を拾わず、
小さめに刺していくのがコツ。

糸はあまり強く引っ張らないよう
優しく扱うことを意識してくださいね。

刺繍が完成したら
アイロンで仕上げもお忘れなく。

最後の仕上げが、作品の完成度を
グッと高めてくれますよ。

糸の始末は丁寧に

刺繍を始める前と終わった後の
糸の始末は意外と重要なポイント。

最初は面倒だなって思うかもしれませんが
丁寧に処理することで
キレイで耐久性のある刺繍に仕上がるんです。

まず、刺繍を始める前の始末。

糸を布の裏側に通し、
そのまま少し進めて布に針を刺します。

針を抜いたら、輪になった糸に
針を通して引き締めます。

これを2〜3回繰り返せば
しっかりと糸が固定されますよ。

次に、刺繍が完成した後の始末。

最後の針を布の裏に通したら、
そのまま少し進めて布に針を刺します。

糸を引き締めて輪を作り、
その輪に針を1〜2回通したら
余分な糸をカットすれば完了。

糸がほつれにくくなるので
ちょっとした工夫だけど
おろそかにしないようにしましょう。

アイロンで仕上げを完璧に

刺繍が完成したら、
最後にアイロンをかけるのを忘れずに。

アイロンをかけることで
糸が布にしっかりなじんで
より美しい仕上がりになるんです。

また、刺繍によって歪んだ布も
アイロンでシワを伸ばすことができるんですよ。

ただし、刺繍部分に直接アイロンをかけると
糸が溶けたり焦げたりする
恐れがあるので注意が必要。

あて布を使うのがおすすめです。

刺繍の上にあて布をのせ、
あて布の上からアイロンをかけます。

スチームアイロンの場合は
「高」の設定で10秒ほど押し当てます。

ドライアイロンなら
「中」くらいの温度で大丈夫。

布の素材によっては、
アイロンの設定を調整してくださいね。

ポリエステル素材の上履きなら
150度以下の比較的低温に設定しましょう。

最後のアイロンがけで
刺繍の完成度がグッと上がるので
ぜひ丁寧に行ってくださいね。

大切な刺繍の洗濯とお手入れ方法

刺繍を施した上履きは
正しい方法で洗濯しないと
せっかくの刺繍が台無しになっちゃうかも。

普段着と一緒に
洗濯機に放り込むのは厳禁ですよ。

上履きの刺繍を長持ちさせるためには
優しく丁寧なお手入れが大切。

まずは洗濯前に、
刺繍部分に傷みがないかチェック。

糸がほつれていたら針で引き出し、
結び目を作って処理しておきましょう。

洗濯は手洗いが基本ですが、
洗濯機を使う場合は
必ず洗濯ネットに入れることを忘れずに。

やさしく押し洗いするようにして
刺繍部分を傷めないように注意が必要です。

ちょっと手間でも、手洗いが一番安心。

ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、
優しくもみ洗いしましょう。

すすぎは十分に行って、
洗剤を残さないように。

最後に形を整えて日陰干しすれば
キレイな刺繍が長持ちしますよ。

刺繍の洗濯は優しく丁寧に

刺繍を施した上履きは
洗濯機で洗うのはおすすめできません。

ゴシゴシと洗われては、刺繍糸が切れたり
ほつれたりしちゃうんです。

手洗いで優しく洗うのが
刺繍を長持ちさせるコツですよ。

まず、ぬるま湯に中性洗剤を溶かします。

上履きを浸けたら、優しく押し洗い。

ブラシは使わず、手のひらで
やさしく汚れを落としていきます。

特に刺繍部分は念入りに洗うのは禁物。

優しく押し洗いするイメージでいきましょう。

すすぎは十分に行って、
洗剤がしっかり落ちているか確認してくださいね。

洗剤が残っていると、
刺繍糸の色落ちや劣化の原因になります。

洗い終わったら、上履きの形を整えて
日陰で陰干しするのがおすすめ。

直射日光は避けた方が安心ですよ。

面倒だと思うかもしれませんが、
ていねいなお手入れが
刺繍の美しさを保つ秘訣なんです。

色落ちを防ぐためには?

刺繍に使った糸が色落ちしたら
上履き全体が染まっちゃうかも…。

せっかくの刺繍が
台無しになっては悲しいですよね。

でも大丈夫。
色落ち対策はしっかりとれるんです。

まず、刺繍糸は
色落ちしにくいものを選びましょう。

できれば家庭洗濯に強いとされる
「コットンパール」がおすすめ。

次に、洗濯の際は蛍光増白剤の入っていない
中性洗剤を使うのが鉄則。

刺繍部分には、
色止め剤を使ってあげるのもいいですね。

色止め剤を溶かしたぬるま湯に、
上履きを浸けておきます。

色落ちが不安な場合は
一度目の洗濯は単独洗いするのも手。

洗い終わったら、すぐに干すことで
色移りを防ぐこともできますよ。

刺繍の美しい色を保つためにも
洗濯の際は色落ち対策を怠らないでくださいね。

上履きに名前の刺繍を入れるアイデア

上履きに名前を入れるのも
刺繍ならオシャレに決まります。

でも、ただ名前を
刺繍するだけじゃつまらない…。

そこで、名前の刺繍を
もっと可愛くアレンジするアイデアをご紹介。

まずは、チェーンステッチを使った方法。

カタカナやひらがなの線を
チェーンステッチで刺繍するんです。

チェーンが連なる様子が
キュートな雰囲気を演出してくれますよ。

次は、ミミちゃんのような
耳の飾りを添える方法。

まず、サテンステッチで名前の刺繍をします。

そのお耳にあたる部分に、Vの字を逆さまに
バックステッチで刺繍するだけ。

ほんの少しのアレンジで
ぐっと可愛らしい印象になりますよ。

他にも、よく見るとネコの形になっている
名前刺繍もおすすめ。

工夫次第で、見た人が思わず
「可愛い!」と言いたくなるような
刺繍ができちゃうんです。

お子様の上履きなら、
好きなキャラクターと一緒に
名前を入れるのも素敵ですね。

お友達に自慢したくなること間違いなし。

名前の刺繍こそ、
実は個性を発揮できるチャンスなんですよ。

上履きの刺繍でお困りの方へ

「うまく糸が通せない…」
「思い通りの模様に刺繍できない…」

上履きの刺繍で、
こんな風につまずいていませんか?

でも、諦める必要はありませんよ。

ちょっとしたコツを掴めば、
誰だってステキな刺繍が
できるようになるんです。

糸通しが難しいと感じたら、
100均で糸通し器を購入してみては?

針の穴に糸を通してくれる
優れものなんですよ。

糸がよく絡まるという方は、
フロス用のスレッダーがおすすめ。

これを使えば、
簡単に絡まった糸をほどけるんです。

模様がうまく刺繍できないときは、
針目を大きくするのも一つの手。

針目が粗いと糸が刺しやすくなるんですよ。

最初はうまくいかなくて、
イライラすることもあるかもしれません。

でも、手を動かしているうちに
だんだんとコツを掴めるはず。

私も初めての頃は何度も糸を解きほぐして…
今では刺繍を楽しめるようになりましたよ。

諦めずに、自分のペースで
刺繍に親しんでくださいね。

きっとステキな上履きが完成するはずです。

世界でたった一つの上履きを作ろう!

いかがでしたか?

上履きの刺繍は
ちょっと難しそうに感じるかもしれません。

でも、基本のステッチさえ覚えれば
意外と簡単にできるんですよ。

何より、自分だけのオリジナルな上履きが
作れるのは楽しいですよね。

デザインを考えるところから、
世界でたった一つの表現ができるんです。

お子様と一緒に刺繍を楽しむのも素敵ですね。

針の扱いに注意しながら、
二人三脚で素敵な上履きを完成させてください。

また、刺繍の基本が身についたら
上履き以外のものにも
挑戦してみるのも面白いかも。

ハンカチやトートバッグ、
ポーチなどの小物にも刺繍ができますよ。

自分だけのアイデアを形にしていく楽しさを
ぜひ味わってみてくださいね。

世界でたった一つの刺繍作品を
あなたの手で作り上げてください。

きっと、刺繍の魅力に
どっぷりハマっちゃいますよ。

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